悪夢
-削除/修正-
処理を選択してください
No.36
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗あし
本文
「あの日…」 俺が、まるで言葉を教えられたばかりの子供のように繰り返した言葉を無視して、彼女はふたたびピアノに向き直った。 あの曲を弾きながら、彼女は言う。 俺に語りかけているのか? それとも、自分に語りかけているのか? 「あなたは、オルゴールがほしいと言った…。この旋律を聴いていたかった…。いつまでも…」 曲はゆっくりと流れ、リズムは部屋を満たす。 ピアノの澄んだ音が俺の心に染みる。 悲しげな曲…。 いや、違う。 悲しさではない。 淋しげな、曲。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
その他リレー小説
>
ホラー
>
悪夢
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説