豊久は驚いたように言った。これに続き
「ふむ…なるほど…」
と秀頼は作戦を理解したように言った。
「ほかに意見、意義等がある将は居らぬか?」
大野治房は再び列席の将達に問うた。共同作戦では意思の疎通がしっかりしている事が大切と考えていたためである。さらに治房は
「末席の諸将も遠慮は要らぬ。ここは軍議の席である。」
立花宗茂の質問を引き出したものと同じ台詞を再度言った。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |