六花
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凛と言い放たれた言葉に、亜理礎はハっとした顔をした。 「誰の娘かということは関係ない……そのような世界に私も生まれていたら……」 目を細めてナツメを見、そっと溜息をつく。 亜理礎はこの間、河内の里を出る前に、偶然聞いてしまった父武埴安王(たけはにやすおう)と、母吾田媛(あたひめ)の会話を思い出していた。 それは今の大王(おおきみ)、御真木の大王(みまきのおおきみ)に対するものであった。 「御真木が大王に立ってから3年。疫病が流行り、多くの人民が毎日のように死ぬ。
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