六花
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「とりあえずこの場を離れましょう。」 刑部は落ち着いた様子で、亜理礎の肩を庇うように抱き、その手を引いた。 渟名川別も五十狭芹も、童女の前で項垂れ、亜理礎を見ようともしなかった。 ※ しばらく歩かされると、見たことのある廊下に出た。 元々亜理礎にあてがわれた部屋の前の廊下である。 足の指を見ると、まだ強張っている。 戦に出、何人も人を殺したことのある自分に、あるまじきことだ。 亜理礎は自分が所詮は女であるということを突きつけられたような気分になり、溜息を一つついた。 しかも刑部に助けられてしまった。
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