六花
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No.33
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ぎゃははと品の悪い笑い方をして、部屋の中にいた男が、転がった亜理礎の上に跨る。 随分酒に酔っているらしく、吐く息が臭い。 顔を背けると、ぐいと頤をつままれ、正面を向けさせられた。 「渟名川別(ぬなかわわけ)殿、いい加減にしておけよ。相手にするならここの奴婢を相手にすればよい。豪族の媛などに手をだせば、あとで問題になるぞ。」 部屋の中から、別の冷静な声が聞こえたが、渟名川別は無視する。 「俺に文句を言える豪族などいないさ。なんたって、俺は后の兄だぞ。」
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