六花
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しかし亜理礎は一つ失念していた。 自分が方向音痴であるということを、である。 野外の方向は、太陽の位置や月星の位置で分るため戦に支障はないが、館内の方向感覚はイマイチであった。 またこの王宮は、同じ様な造りの廊下がいくつもある。 気付くと、全くどこにいるのか分らなくなっていた。 長い廊下の向こうに灯りが見えた。 「助かった。誰かに部屋につれて帰って貰おう。」 大王(おおきみ)に会うことを諦めて亜理礎はそう呟くと、その部屋に入ろうとした。 しかし、踏み入れ様とした途端、躊躇した。
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