六花
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「それでは寵姫にでもなって、大王が油断なさっているところを刺してしまえばよいではありませぬか。きっとその方がお父様の役に立てるというものです。武術よりも、色気の方を磨かれた方がよろしいですよ。」 言いたい放題のカナメの口を、慌てて亜理礎は塞ぐ。 「ここは王宮ぞ。どのような者が潜んでおるとも限らぬ。めったなことを言うでない。」 亜理礎はこの瑞籬宮に来て、自分の立場が芳しからぬものであることに気付いていた。 武埴安王が、今の大王に良い感情を持っていないことは、常識といって良いほど、知れ渡っている。
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