これら海軍の60口径四式15.5センチ高角砲や65口径10センチ高角砲には陸軍も注目した。そしてまず、60口径四式15.5センチ高角砲を高射砲として採用した。これは対空のみならず、地上戦でも大いに威力を発揮するものと期待された。
また、ドイツやソ連では次々と優秀な戦車が開発され、強力な機甲師団が整備されつつあった。日本陸軍でもそれらに対抗する為、火力や防御、機動力に優れた高性能戦車が開発されることになった。設計に当たっては、65口径10センチ高角砲を主砲として用い、また、傾斜装甲や曲面装甲を取り入れ、動力としては新たに開発された大出力ディーゼルエンジンが採用された。
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