戦艦空母艦隊
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No.720
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日本政府としては対ドイツ戦に響く事を避け、天皇陛下御一行が無事に帰国した事もあり一応の決着を付けた。殉職した李家准尉は二階級特進し中尉として記録される事になる。既に妻を亡くし実子こそいなかったが葬儀に関しては定年退職し長閑に過ごしていた士官学校時代の同期らも訃報を聞いて駆け付けた。彼の自宅にて関係各位其々の遺書が見つかり弁護士の元で封を切られた。自分が殉職した際の葬儀から埋葬まで記された物から海軍本部宛てには軍葬の辞退、更に銃撃犯に対しては寛大な処置を願い出る内容であった。元同期は困惑したのは軍葬の事だ……余程慕われていたのかこれが見つかった時点で出席者が入りきれないと判明、更に宮内庁を通して皇室からの弔金を渡す使者が来る……こうなると海軍本部で軍葬するしかないのである。マスコミ各社に対しては過熱報道を控えるように通達を出した。 葵川は北大西洋の空を見上げていた。 「心配ですかな?」 「チャーチル元首相……」 「我が国は七つの海を支配し広大な植民地を持ってました……その数だけ独自の王朝を潰したと言っても過言ではありません」
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