天使に牙を、悪魔には涙の唄を、
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「ちょっと、待ちなさいよ」 もう一回言おう、俺は先輩だ。 「お前が敬語を遣えたなら、待とう」 瞳は頬を膨らませ、むぅーっと唸り声をあげる。 風が吹く度、艶やかに揺れる長い黒髪。 大きな目に、似合わない背の高さがプラスのアンバランスを生みだし、可愛さを演出していると友人、斎藤太悟(さいとうだいご)は語る。 ・・・・まぁ、たしかに可愛い方だが。性格がイマイチ・・・・・ 「何よいいじゃない。幼馴染みでしょ?」 早い足取りで瞳に構うこと無く高校へ向かおうとすると、慌てて追い付いた瞳が下から俺の顔を覗き込む。
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