遥の後方には舌をだらりと垂らし、目が虚ろに開いたままコードに吊るされたの遥の姿があった。
死んだと気付きもしなかったのだから本当に呆気なく死んだようだ。
久遠は更に続ける
「そこで光井遥、きみの今後が決められる……大人しく同行してもらえるだろうか」
久遠は当然のように遥の体とドアをすり抜けて出ていく
「あ、ちょっと!」
遥も慌てて追うがすり抜けるのには違和感があったのだろう、なんともいえない顔をしていた。
「待って!」
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