最果ての城
-削除/修正-
処理を選択してください
No.87
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗ややもす
本文
「カシュケ=ナダで、あのミヘザエル兵たちはその薬を使っていなかったんだな。人狼の存在自体を疑っていた」 「当然でしょ。この試薬はうちの博士が開発したんだ。研究自体が機密扱いで、他国に漏れてる恐れはない」 「そうなのか。便利なものを作ったな。さすが」 ハトは妙な顔をした。 「何言ってるの。あなたの協力でできたんだよ」 「?」 首をかしげたマラナに、ハトはあきれたようにいった。 「生きた魔狼のサンプルなんて、持ってる国が他にあると思う?」 「私は人間だろう」 彼の言いぐさに、マラナは顔をしかめた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
その他リレー小説
>
ファンタジー
>
最果ての城
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説