光闇予言書
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No.48
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ペンネーム
┗楊藻
本文
「……!」 のけぞったのは、起こることを予測したゆえではなく、ただ本能に従ったのである。それが、正解ならずとも幸運には繋がった。 クスラルの髪は、一度ユラリとゆらめくなり、まとった寒気そのものとして凝結した。――氷柱! 髪が、氷柱と化した!それもただ一本の氷柱ではなく、五、六本、重なり、組合わさっている。 その氷柱の尖端が、電撃さながらに伸びて、ミルボロに迫る。ただ本能だけでは、とても躱しえる速さではない。が、氷柱が剣尖のごとくミルボロの胸を貫きかけた時。 ギィン! 横合いからの一剣が遮った。
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