光闇予言書
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No.41
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ペンネーム
┗楊藻
本文
クスラルが、流れる銀髪を、ふわりと払った。払った両手で、宙にくるくると小さな円を描くようにする。 オルゴンの顔に、あらたな緊張がはしる。絶対に無駄なことをやる相手とは見えないが、何を仕掛けてくるのか、それがわからない。 「オルゴンさま」 意識の外で、ミルボロは囁いている。 「…私が、剣をとってまいります」 「馬鹿ヤロウ」 と、しかしオルゴンの口からはそう返ってきた。 「うろちょろすんな、何が起こるか知れねえときに」 「す…スンマセン」 うなだれたミルボロに、意外にもオルゴンの含み笑いが届いた。
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