THE ENDLESS
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No.392
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実際、鞦韆はすぐにアジェストに近付き出した。二度三度とアジェストの振り回す戟を見切り、じわじわと距離を狭めていく。そして、 「らぁっ!」 ……戟の柄が鞦韆を襲う。アジェストは確かな手応えを感じ、一瞬の後に勝利を確信して笑った。鞦韆は妙な態勢で倒れている。 「ッはは…その程度か!」 鞦韆は起き上がろうとする。オーラのせいで表情は読み取れない。 「じゃ…」 戟を構える。 「と」 振り上げる。 「ど」 鞦韆はその様子を目で追う。 「め…ぇ!?」
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