ソラ色の風に抱かれて
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その深緑の瞳は差し込む朝陽をキラキラと反射させ……いや、少々涙ぐんでいるだけのようだ。ゆっくりと右手で鼻を摩っているので、先程ベットから落下したときに鼻をぶつけたらしい。 「お母さん……」 少女は先程の女性に話しかけた。 「鼻が痛い……」 お母さんと呼ばれた女性は深く溜め息をついた。呆れたように少女の頭を撫でる。 お察しのとおり、このよく似た少女と女性は親子である。先程までの騒動は母が娘を起こす一般的な朝の一場面なのだ。いや、この親子の場合一般的とも言えないが。
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ソラ色の風に抱かれて
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