光闇予言書
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No.27
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ペンネーム
┗楊藻
本文
ぎょっとして振り向いたミルボロは、そこに信じがたい光景を見た。まだ馬の背に適当くさく積んであったはずで、けして下ろした記憶はないオルゴンが、くつろいだポーズで青草の上に寝そべっている。 明らかに彼のそのポーズは、意図的にとられているもので、ということは、気を失わされたはずの彼は、再び目を覚ましているのだ──いや、いちいちそう考えなくても、彼の目が開いているのを見れば、それこそ一目瞭然だ。 …その、オルゴンの目がジロリとこちら、ミルボロのほうを向く。二人の視線が、ピシリと合わさった。 「…オ、オ、オルゴンさまっ」 先に声をあげたのは、ミルボロだ。
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