光闇予言書
-削除/修正-
処理を選択してください
No.26
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗楊藻
本文
気合いか、恐怖の絶叫か──どちらとも聞こえる声を喉からほとばしらせ、彼らは我と翼龍に剣を振りかぶった。ほとんど恐怖にかられて、もしくは身をすくませかかる恐怖を弾き飛ばそうとしての動作で、最初抜剣したときの冷静はすでにどこかへとんでいる。それほど、圧倒的な殺気であり、翼龍そのものの巨大さであった。 …翼龍の背に、黒衣をまとった不吉な姿があるのには、彼らはついに気付かなかった。 「…血の匂いがするな」 突如としてすぐそばにそんな声を聞いて、ミルボロは飛び上がった。 「あんたの連れが、くたばったんでなけりゃいいがね」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
その他リレー小説
>
ファンタジー
>
光闇予言書
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説