最果ての城
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No.25
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本文
もう一人の男は“まず”目を瞠った。普通ならそこで状況の理解に時間がかかり、身動きがとれなくなるところだが、そいつは違った。 マラナが一旦銃から手を離し、再び手をかける間にそれは起こった。 「……お嬢さん、出て来な」 (バレていたか!) 「今そんな所に居るってことは、きっと何処かの軍人なんだろう……所属する国は何処だ?」 マラナは隠れるのをやめ、男の死体とレオの体――少なくともマラナには死んでいる様に見えた――が転がる木の下へと歩み出た。必死で争い事を避けていたのに、その努力も水の泡か。
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