光闇予言書
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No.21
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ペンネーム
┗楊藻
本文
──というわけで、ミルボロは自分が主君という立場なくせ、ほとんど厄介払いみたいにそこを発たされた。 「いいですかぁ〜、カトンナ山に直行するのに、一番近い町の一番大きい宿で待ち合わせましょう!…」 「カトンナ山に…直行…直行…と、なると…」 大人しく家来の指図に従って、まず進路を決めようとしばらく行った所で地図を広げる。辺りは鬱蒼と茂る木々、そして少し離れて滔々たる河。 「スカリかな、タムラクかな」 微妙な位置にある二つの町でまた迷って、几帳面にも定規持ち出して測り比べだした。そして、 「…スカリ、だな」 ややあって呟いたとき、──異変は起こった!
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