史上最強の王女
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「うむ、実はな…信じられないかも知れんが…いや、信じろという方が難しいかも知れん。私自身、この状況を良く飲み込めていないし…」 「一体何なんですか?今日の姫様、妙に回りくどいですよ。口調も何だか大人びてるし…」 訝しげな表情でボヤくマリー。 「いや、何と説明して良いか私にも判らんのだ…」 「大丈夫ですよ。姫様の想いを素直に言葉にして表現してくだされば…」 ヘレンのその言葉にクリスは少し気が楽になった。おそらくこのメイドは、このクリスという少女の良き理解者だったのだろう。 「ありがとう、ヘレン…ならば単刀直入に言わせてもらおう。私は君達の知っているクリスという娘ではない。ヘルシア共和国陸軍少佐クリス・リデルという者だ…」 クリスは全てを話した。自分は戦場で命を落としたはずであったが、この部屋で同名の別人の少女として目覚めた事…。 「……」 「……」 二人のメイドはキョトンとした顔でその話を聞いており、クリスが話し終わった後も暫く何とも言えずにいた。
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