最果ての城
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No.138
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「夜の山道を急いで駆け下りるのは危険だ。明るくなるのを待つべきだ」 「でも…」 「知らせても、保安局が検証に駆けつけるのは明日以降だろう。救急ならともかく、もう死んでいる。余計な危険を冒すのは避けよう」 青年はためらいながらも彼女に同意した。 夜闇の中を歩いてくだるだけではなく、さらにあの湿地を辿るのは無理だと判断したのだろう。 遺体と同室で夜明かしというわけにもいかず、小屋の陰でシュラフを出すことになった。 「ハト、少しいいか?」 荷物を降ろしたハトを、マラナはそばに呼んだ。
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