最果ての城
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No.137
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皮膚も乾燥しておらず、青年はああ言ったが、さほど死んでから時間は経っていないのかもしれないとマラナは思った。 変色した血に染まった服を開くまでもなく、致命的な傷はすぐに見つかった。 そのありかを知って、マラナは盛大に顔をしかめた。 しばらくして小屋を出た彼女は、まず二人にこう言った。 「転倒した先に突起物があったようだ。事故だろう」 ハトが少し不可解そうな表情をしたが、彼女は気づかぬふりをした。 町の保安官に知らせなければ、と言い張る青年に、マラナはかぶりを振った。
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