最果ての城
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No.135
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やせ我慢をして小屋に戻ろうとするハトを、止めようと手をのばしたところで、ドアが内側から開いた。 出てきた青年は、気遣わしげにハトをうかがった。 「大丈夫? 俺も戦争で死体はけっこう見たけど、なかなか慣れないよな…」 ハトは弱弱しくほほえんで、平気ですと頷いた。 青年はマラナに向き直った。 「死んでからけっこう経ってるみたいですよ。食料品の消費期限がだいぶ過ぎてる。泥棒や獣のしわざにしちゃ中は荒らされてないし、転んで打ち所が悪かったのかな」 「そうかもしれないな。傷の様子は?」
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