最果ての城
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No.132
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ペンネーム
┗病葉常緑
本文
青年の目が黒ずみに走り、彼の中でその正体と異臭の意味が繋がった。 「ま、まさか本当に……」 「獣に襲われた訳ではなさそうだな」 「う、うん。見えている限り、噛み傷も無いみたいだし……君、大丈夫かい?」「ハト?」 ハトは少し震えていた。 「し、」 「し?」 「死後数日経っていますね。この、この臭気は」 確かにこれは、死んですぐに放たれるものの強さではない。 「落ち着け、震えてるぞ。小屋の外で待っているか?」 「生命活動中には整然としていた菌叢の均衡が崩れ、バイオハザードの危険が生じる……」
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