最果ての城
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「触るな!」 彼はぎくりと、老人に向けた手を止めた。 反射的に従ってしまってから、彼は不可解そうにマラナを振り返った。 「触るなって、じいさん倒れてるんですよ。発作でも起こしたのかも…」 「おそらくもう遅い」 青年の非難がましい言葉を、彼女は老人のもとにかがみこみながら遮った。 彼女の早い目は、老人の下に広がるかすかな黒ずみをとらえていた。そしてこの異臭だ。 「…死んでいる」 「え?」
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