最果ての城
-削除/修正-
処理を選択してください
No.12
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗綽
本文
その老人はにっこりと柔和な笑みを浮かべながら、外観に劣らず古びたカウンターに立っていた。 「大体一ヵ月ぶりくらいか・・・しかも女性一人かい?」 訝しげにマラナを見た。 「ええ・・・色々と事情がありまして。宿泊期間は大体二週間ほどです」 「大体って・・・金はちゃんと持ってるの?」マラナはポケットから袋を取出し、老人の前に掲げてみせた。老人はなお、何か問いたげだったが、暫らくすると、溜息をつき部屋に案内した。老人に礼を言い、一先ず荷物を置きベッドに座る。その時だった。突然隣の部屋から怒鳴り声が聞こえてきたのだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
その他リレー小説
>
ファンタジー
>
最果ての城
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説