光闇予言書
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No.10
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ペンネーム
┗楊藻
本文
ホムカルアの口はあんぐりと開いたままだが、カルガダは容赦ない。いや、事実である上は仕方がないのだろうが。 「クレオは王都の市井の輩、何故貧道が存じておりますかと申せば、きゃつの職というのが、元手のいらぬ──有り体に申し上げてしまえばスリでして、この間どうしても捕まらぬと街の者が嘆いておりましたでな」 「…もういい」 ホムカルアはげんなりと呟いたが、意外に立ち直りは早かった。…この場合、本当に椅子を蹴たてて立ち上がったのだ。 「ともあれ、光闇予言書がヘアン王国に渡るのは見過ごせん!…小姓!いるか?ミルボロと、宰相を呼べ。機密作戦会議だ!」
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