ソラ色の風に抱かれて
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木製のドアの前に一人の女性が立っていた。 彼女は長く美しい栗色の髪が乱れるのも構わず、激しくドアを叩く。それと同時に、やや怒気を孕んだ声を出し続けていた。 彼女が何度それを続けようが、ドアの中に居る者からは何の応答もなかった。むしろ、中には誰もいない、という方がよっぽど合点がいく。しかし彼女は中には人がいるということを知っていた。 彼女はドアを叩く手を止め、美しい深緑の瞳を細める。すると息を大きく吐き出し、それ以上に深く息を吸い込んだ。
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ソラ色の風に抱かれて
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