序章・無限に広がる広大なる宇宙。そこに散らばる無数の星。人々はその星を線で繋ぎそれを星座と呼んだ。その星座には闇の力と光の力が封じ込められている。これは星座の闇の力にとりつかれた少年少女と銀河の力を宿した一人の少年との闘いの物語である。 一章・二〇一二年。四月一日。離島・星神島(ほしのかみとう)。この島にある北神港(きたのかみこう)。そこに一人の少年がいた。「ここが・・・星神島・・・」 彼の名は天の川銀河。この春からこの島唯一の高校・星神高校に入学する。「さてと、島にも着いたことだしまず学校の寮にでもいくか。」銀河は島に下りたってすぐ自分の通うことになる高校に向けて歩きだした。・・・・・・・・しかしそんな銀河をみつめている影が三つあった。 「あれがあの[銀河の力]をその身に宿した奴か」「でも[銀河の力]を感じない」「本当にあんなのが「銀河の力」の持ち主なんですか大地さん」「あぁ。あれでも一応あの「銀河の力」の持ち主だ。油断するなよ。太陽、月光(ユエ)。」「油断といってもまだ俺達の出番じゃないけどな。」「あぁ。まずはあいつらからだ。」
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