ドラゴンクエスト[〜それから〜
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No.52
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ヤンガスとゲルダの二人は草原を駆け抜けていく。 「あんた、つかまって!」 ゲルダが左手を差し出した。ヤンガスがその手を強く握った瞬間、キメラの翼は輝く。 「……ふう。ここまで来たらしばらくは安心だね。」 そこは、ゲルダの家だった。彼女は門番に誰が来ても通すな、と伝えドアを開けた。つかつかと進み、いつもの椅子にどかっと座る。 「すまねぇ…。」 ヤンガスが頭を下げた。 「気にするんじゃないよ。全く、久々にパルミドに行ってみたら、あの騒ぎだ。カンダタの野郎、何考えてんだか……。」 「アニキたちは…、生きてるだろ?」 ゲルダは暖炉に視線を移す。大きな薪がゴトンという音を立てて崩れた。 「……わからないね。」 二人の間に沈黙が流れる。突然、ヤンガスが斧を振り回し出した。 「ちょいと!危な…!!」 ダン!と音を立てて斧を床に置いた。ぜえぜえと肩で息をしている。 「アニキたちは絶対生きてるでがす!死ぬはずがないでがす!!」 ゲルダは頷くしかできなかった。
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