もう一人のわたし
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気配は扉のすぐ外まで迫ってきていた。数が多い感じではない。 しかし、おかしい。人間ではないと思わせる何かが、そこにいる。 「どうすんの、げんえい君」 「ふふ、こんなこともあろうかと、あいつらこんなものまで用意してくれていたぜ」 私の小声に小声で応じたげんえい君は荷物の塊の中から握り拳よりもうちょい 大きいかというほどのプラスチックの箱を取り出した。 のっぺりとした暗色の箱だが、金属の端子っぽいのが上部から二つ飛び出ている。 「スタンガンだ。こんなのまであいつら作れるんだな」 ちょっ。どこまで器用なんだ。と思ったが、廃工場の電気系統を 回復させるぐらいだからこれぐらい作れるか……
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