悲しんだのは妹です。
非道な仕打ちをし続けた村人への復讐を誓いました。
しかし病んで痩せ衰えた自分の身体では何もすることが出来ません。
そこへ偶然、1人の旅の騎士がやって来ました。
「お願いです。騎士様、私の話を聞いて下さい」
「どうした娘よ」
「城壁の向こうに住む村人たちは私と姉を中に入れてくれないばかりか、酔って乱暴した挙句、姉を殺したのです! どうか私に代わって姉の仇を討って下さい」
「聞けば哀れな話だな。村人たちを殺せというのか。しかし何の報酬もなしに命を賭けるわけにはいかん」
「私の身体を差し上げます。なんなりとお好きなようにして下さい」
「よしわかった。好きにして良いのだな?」
立ち上がった騎士は、妹の首をはねてしまいました。
妹の身体は鍋に入れられ、ぐつぐつ煮られた末に食べられてしましたとさ。
お し ま い
※昔、こういう内容の夢を見たので書いてみました。
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