彼らのデビューは3年前。当時は『破天荒な期待の若手バンド』と言われ、大いに話題となった。しかし、今から半年前、団員のうちの1人が交通事故を起こしてからというもの、活動停止を余儀なくされていたのだ。
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
彼らはお互いに何も言わなかったが、彼らの心は1つだった。復帰を果たした歓喜の思い。それしかなかった。
『それでは登場していただきましょう!Brutal Spaceの皆さんです!』
歓声とアナウンスの中、彼らはついにステージに帰還したのであった。
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