迷宮の
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No.67
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ペンネーム
┗白い梟
本文
そこには、大きな鏡があった。枠組みはもちろん白だが、鏡の中には白でないものがひとつ映りこんでいる。 イツリ自身だ。 「石が白くないのなら、当然石は白くないものに隠れている。この部屋で白くないものは、私だけ、か」 イツリは鏡に映った自分の姿を眺めながら呟いた。 「簡単、簡単」 服のポケットを探る。“石”はきっと、自分の体のどこかに現れているのだろうとイツリは考えた。 「あれ?」 だが、それは外れていた。
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