マジカルガールロンリーボーイ
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No.364
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彼女の印象はそこで変わった。 実は、三姫の中で一番努力をしているのは彼女なのではないか。 次に、消費魔力が微量なのだ。 普通なら自動化するとコストが高くなると思うだろう。 しかし、彼女はもはや白水を自分の手足のように動かしている。 身体の一部とでも言うべきか。 彼女にとっては「白水」を魔法と言えるか微妙な立ち位置である。 それくらい彼女にとって「白水」は自然なのだ。 自動化にローコスト。 ここまでくると、美しいを超えて、神秘的と思えるほどだ。 しかし、そんな彼女が「悲恋」を欲しがる。 そこには相当な理由があるはずに違いない。 その理由なしでは、四大魔法を教えられないのだ。 「……なら、目的を言ってもいいわ、どうせ後であれですし……」 「ん?」 「いいえ。私の目的は……アッシュ・ヨルトセッドの記憶を忘れさせることよ」 「なるほど、ふむ……なるほどの。アッシュときたか。それで?なんの記憶を忘れさせるのだ?」 「それも言わなきゃダメなのかしら?」 「馬鹿もの。そこが一番の肝だ」 彼女は目を逸らす。
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