マジカルガールロンリーボーイ
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No.309
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本文
「身体のことを言ってるんじゃなくて、精神(こころ)のほうを言ってるの」 「……まぁ、こうして話す程度なら」 「魔力、ほとんど無くて辛いのもあるだろうけど、なにか辛いことを玩具箱に言われたのでしょう?」 ……本当にこの人は心を見透かしてくる。 「雅ちゃん、今、玩具箱は執行者のリルカ・ナインスが時間を稼いでる。貴女は魔法世界に戻りなさい。どの道その魔力じゃ戦えないわ」 「リルカさんは玩具箱に勝てるの?」 「…リルカちゃんは強いわ。大丈夫よ」 「質問の答えになってない。ねぇワンちゃん、私を守るために誰かが傷付くのはもう嫌なの」 それは、「彼」とまったく同じ言葉。 結局、詰まるところ似た者同士だったのだ。 私と「彼」は。 ワンちゃんはゆっくり目を閉じてこう言った。 「それを聞いて、貴女はどうするの?助けに行くつもり?冗談じゃない、足手まといになるだけよ。他人の心配をするよりも、自分の心配をしなさい」
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