マジカルガールロンリーボーイ
-削除/修正-
処理を選択してください
No.231
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗セツ
本文
重体のクーリャを守るように炎を展開し、真っ先にクーリャに近付き、一旦傷口を焼くことで止血。 しかし、アリスはその姿を見ながらも、クーリャの姿に混乱し、動けなかった私を次の対象にした。 結果、私を庇い、槍の横薙ぎをくらったのは美空だった。 「美空!」 「さようなら…本物の魔女さん♪」 バキバキと骨が砕かれる音と、ドンと壁にめり込むほどに吹っ飛ばされた音がした。 美空もその一撃で動かず、めり込んだ壁からは血が地面へと延びていた。 圧倒的だった。 私の頭だけ真っ白だった。 何が起こっているのか分からなかった。 馬鹿みたいに動けなかった。 「……ぁ…あ…」 「拍子抜けなのです…私が表舞台にいたなら三姫ではなく、私のみの一姫になってたに違いないですわ?」 「一番厄介と聞いていた金髪の子も、一番思慮深い紅眼の子も…大したことないのですね?」 「さてと…それでは朝霧静夢をいただきますわね?」 「さようなら…なにもできないお姫様♪」 番犬が空から天井を壊しながら落ちてきて、静夢を掴みアリスとその場から立ち去った。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
その他リレー小説
>
その他
>
マジカルガールロンリーボーイ
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説