マジカルガールロンリーボーイ
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No.214
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その後、数回殴られるも結果は同じ。 「無理よ、私には触れられないわ」 「うぬ…」 「早く2つめの顔を出しなさい?」 「この小娘が…!」 この巨人が『番犬』と呼ばれるようになった理由は2つある。 1つめは朝霧静夢に触れるものを皆、蹴散らしてきたから。まるで主を守る番犬のようだと呼ばれた。 もう1つは三つ首の犬、地獄の番犬・ケロベロスから来ている。 別に犬になるわけではなく、この巨人の能力が3段階あることによる。 1つめは『剛力』。 すべての障害を、己の身体で打ち砕く。 そして、私は今ようやく2つめの顔を引きずり出した。 2つめは『破魔』。 すべての魔法を、己の身体で説き伏せる。 ワンダーちゃんびっくりの魔法無効化能力。 といっても完全に無効化はできないらしく、触れたものの魔法効果を無効にする、というもの。 だとしてもだ、私の自身の身体を水にする魔法は封じられたのである。 同じようにしていたら破魔で無効化され、剛力で殴られる…というか殺されるだろう。 あんなの1発もくらいたくない。 「ふん!」 番犬はその豪腕を私に向けた。 幸いなところは、そこまでスピードが速くないこと。
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