マジカルガールロンリーボーイ
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No.113
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本文
月光を背にしているせいか、僕はよく彼女を視認できなかった。 ただ、髪はツインテールでそれは腰までの長さがある。 それに何故かフリフリとしたお嬢様のような服を着ていて、逆光のうえでもなお、彼女の瞳は神々しく碧(みどり)に光っていた。 「美しい」 クレスも見えているのか、ぽつりと呟く。 彼女が段々と僕に近づけば、クレスの言った通りということが分かる。 ツインテールは月光を浴び、金色に輝いていた。 全体的に白い服が、白い肌との境界線を曖昧にさせドキッとした。 それに、碧眼を輝かせているその顔は文句なしに可愛かった。 「よろしく、シズム。貴方にとっての最後の姫、クドリャフカ・ユーフォリアよ。私が助けにきたんだから、世界の果てまで逃げる覚悟はできてるわよね?」 「クドリャフカ…ユーフォリア…?」 「ええ、親しみを込めてクーリャと呼ぶことを許してあげる」 「クーリャ…君は…」 「ごめん、説明は後で。じゃあその拘束具を壊すから」
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