君がいなかったら
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週を跨がずとして、俺は隣の県に向かう列車に載っていた。 車窓から眺める景色は時間とともに広大な自然へと変化していた。 俺の心はどこか旅気分で、渋々店長にOKしたことが申し訳なく思えるほどに、浮かれ気分になっていた。 夏休みの予定が何かあった訳ではなかった。 実家に帰るつもりではいたが、湫が帰ったら帰ったで、それを待ち構えていたがごとく世話を焼く母親。 それへの対応が億劫でもあり、一人暮らしに馴れ親しでしまった今の生活には、 ありがたくはあれど苦痛になるのは分かりきっていた。
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