嘘から始まる恋ゴコロ
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「なんでこうなるのぉ。」 あたしは部屋に入って頭を抱えた。 自分のボケっぷりに怒りを通り越して脱力してしまう。 「だいたい、学校が下駄箱に名前付けておかないからこんな事になっちゃったんじゃんっ。」 結局、怒りの矛先は自分を棚に上げて学校に向かった。 「でも・・・。あの顔は、反則でしょ。」 手紙、嬉しかった。そう言った時の彼の笑顔は思わず見蕩れてしまうほど、甘くて綺麗だった。 思い出すだけで、顔が赤くなる。 同じ図書委員の祐は、寡黙で笑顔をあまり見せない目立たないイメージをあたしは持っていたから。 (だから、最初誰だったか思い出せなかったんだけど。) あんな笑顔を見せるなんて思わなかった。 「もぉ、今更間違いなんて言えないよ〜。」 はぁ、っとため息を吐きベットに体を投げる。
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