大好き
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"?どうしちまったんだ・・・オレ・・" 「ヤ、ヤベェ……」それは今朝がたのことだった。 ひっそりとした夜明け前、裕樹は股間に広がる湿り気に気づいて、あわてて前立てに手を突っ込んだ。 早朝の暗がりの中、灯かりを点けて確かめずとも、なぜにアンダーが濡れたかくらい、容易に察しがついた。 裕樹は自身にあきれ返り、ティッシュボックスに手を伸ばした。 17歳といえば、男が一生のうちで最も精力旺盛といわれる時期なのは、裕樹とて保健の授業で知っていた。 そんな時、起き抜けに夢精したからといって、特別騒ぎ立てることでもないのだと、体育の講師は言っていた。 それでも見た夢の内容によっては、少々話は違ってくるのは誰に教わらずとして、裕樹にも分かっていた・・・。 女子との色恋沙汰にはとんと疎く、ろくに彼女も持たずにこれまでを過ごしてきた裕樹ではあるが それは、同性である男に対してときめく性癖を持っている訳では決してなかった。 それなのに・・・・ 裕樹は"生瀬カイン"に対して抱く、自分の初めての衝動に困惑せずにはいられなかった。
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