キミは天使…
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カレンダーには今日の日付の脇にちいさな天使の絵が書かれている。 「あ…そっか、ごめんね拓哉。お母さん気が付かなくて…」 バツが悪そうに母さんは俯きながら濡れた手をエプロンで拭った。 「そんな気にしなくていいよ母さん!ちょっと河原まで行ってくるね!」 そんな母を心配させぬようにと僕はなるべく元気な声を出し笑顔を浮かべた。 「はい、気を付けて」 そして僕はぼろぼろのスニーカーを履き、藍色の世界へ飛び出した。 「もう三年も経つのね…藍ちゃん、拓哉を守ってあげてね」 拓哉が飛び出していったあと母はそっと呟いた。
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