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歌詞の旋律に乗せて
恋愛リレー小説 - 青春

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歌詞の旋律に乗せて 1

突然ですが、
この小説を読んでいる皆さんに質問です。

「皆さんは、一度でも紙に歌詞を書いた事がありますか?」      これは、暇なときにだけいい歌詞が浮かぶ少年と、彼の学校に転校してきた少女の物語です。
(ふぁ〜、暇だなぁ) 授業中にもかかわらずでかい欠伸をしてしまい教壇に立っている教師にジロリと睨まれてしまった。
(しょうがないじゃん、つまんないんだし)と心の中で言う。
(にしても、早く終んねぇかな)
壁時計を見るとまだ後三十分もある。
(うへぇ〜、まだ30分もあるよ)
などと考えていると。 「武護 空羽(たけもり ソラハ)!!」
「はい、何ですか?」
「授業を受けるきあるのか!!」
「ありますよ」
「それだったら、しっかり受けろ!!」
「はい」
「……………」
素直に頷くと教師はまた授業を再開した。



(あ〜あ、そんなんで良いのかな〜?先生って)
何て考えていると携帯にメールが来たらしく受信した携帯が振動していた。
(ん?誰からだ?)
それは俺の友人からのメールであった。開いて見ると、

ソラハへ
アホ!!授業ちゃんと受けろ。 

などというメールが来ていた。
(へいへい、了解)
と返してやった。
授業を受ける気が無なくなってしまい。暇になってしまったから昨日見たテレビドラマの事を考えた。昨日やっていたドラマは、何も取り柄が無い男がひょんな事から書いた詩が有名になるというものでその時の詩が俺はとても気に入っている。人を引き付ける詩ってのはあんな感じなんだろうなと思った。
(まず、取り柄が無いってのが良いよな。平凡で)
そこが一番気に入った。
(俺もあんな風に何か取り柄があればなぁ〜)


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