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喧嘩友達
恋愛リレー小説 - 初恋

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喧嘩友達 1

キーンコンカーンコン♪授業のおわりを告げるチャイムが鳴った。私『咲野 のあ(サキノ ノア)』はキッと顔に力を入れた。何故なら私にとってチャイムは試合開始のゴングの様な物だからである
ゴツッ!
思い切り机をけられた『おぃ!ブス邪魔なんだょッ!!』
頭に響く大声…
やはり来たか。こんな最初から喧嘩ごしで失礼なコトを言うのは『奏 紫音(カナ シオン)』私の長年にわたる宿敵だ。
『何よ?ここは元から私の席なの!』
私も負けじと言い返した。
『俺は秀に用があんだよ!ジャマジャマッ!』
そう言って紫音が私を無理矢理立たせた。
秀とは佐井野 秀弥(サイノシュウヤ)私の隣の席だ。運動、勉強なんでもこなしその上ルックスは校内で1、2を争うほど…もちろん女の子みんなキャーキャー☆
まぁ私は男の子の何処がいいのかよくわかんないけど、佐井野君と紫音が仲良いのが納得いかない。
『よせょ!紫音…ごめんな?咲野。』
優しく声をかけてくれる佐井野君・・・
「やっぱ優しいなぁ」
つくづく思う。
「大丈夫!はなっからこんな奴相手してないし 笑」
「こんな奴って何様だよ!?」
・・・まったくそれに比べ紫音ときたら何かと私に突っ掛かって来て本当嫌な奴ッ!
紫音なんかだいっきらい!!!



「のあ〜今日みんなでエリん家のプール行こうって〜どうする!?」
「ぁ〜いくいく☆」
エリの家はダイビングショップを開いていてその練習用にかでかいプールが2つあるのだ。

放課後になりエリの家に女友達数人と向かった。
エリの家にはもぉ数人来て泳いでると言うのでさっそく水着に着替えた。
プールサイドには嫌な奴もいた。紫音だ。
(そぉぃえばエリと紫音は幼な染みだっけ…)嫌な気分だ。
『なんであんたがいんの?気分悪い!』
「はぁ!!んなのお前に関係ないじゃん…お前こそ何でいんだょ?」

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