雨の匂いが好き
雨の音が好き
それはあなたが
雨を好きだったから
今は雨が嫌い
あなたを奪った
雨が大嫌い
一瞬のコトだった
雨で滑った車が
あなたに
初めて雨を恨んだ
雨の存在を恨んだ
雨が降っていなかったら
あなたを奪われるコトはなかった
あなたを奪われて
10回目の雨
雨が降るたびに
あなたとの想い出を
流されているようで
苦しい
何もなかったような
そんな気がしてくる
何で雨が
雨なんて
もういらない
もう降らないで
これ以上
あなたとの想い出を
持っていかないで
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