魅音は俺とレナのひとつ上の学年で、ガサツで女らしくない。
「おーっ魅音」
「圭一君ったらひどいんだよっもう・・・・・・・あははっ」
レナは笑う。そして、俺と魅音もつられて笑う。
「うわぁぁぁっ もうこんな時間っ 急ごう」
魅音が慌てだしたから時計をみると、8時をまわっていた。
俺たちの通う学校は、小中学生合同でしかも1クラス。都会ではめったに・・いや、絶対にない学校だ。
そして、遅刻チャイムは8:15だった。
「やべぇっ」
「よぉーし、誰が先に着くか、競争しよーっ」
レナがいう。
「いいねぇっ おじさん、負けないよっ」
そして一斉に走り出す。
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