パニックスクール
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No.325
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「ははっ、俺じゃ川部さんとは釣り合わないよ。それに……」 ふと洋平の脳裏に浮かんだのは由紀と絵美の顔。 「今、気になっている奴居るしな」 「えー、誰々?」 興味心身に聞いてくる後輩の女子部員。 「そりゃ秘密だ。まあ、俺より川部さんの方が引く手数多だろうに。それだけ料理が上手かったら」 「そんな事無いわよ。それに私の取り得はこれだけしかないし」 「それを言っちゃあ俺も柔道ぐらいしかないし、料理し始めたのも小遣いじゃ追っつかなくて切羽詰って始めたもんだぜ」 あのクソ親父めと愚痴る洋平。 「あっ、魚崎君!!沸騰してる!!」 「げっ!!やべぇ!!」 話に夢中になっていて気を逸らしていたのが原因で出汁が入った鍋が沸騰して慌てて洋平はコンロを消した。 「今日は助かったよ。おかげでなんとか自分で作れそうだよ」 部活動を終え、川部に礼を言う洋平。 「ううん。これくらいなら別に構わないわ。こっちこそ、食材の提供ありがとね」
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