嘘から始まる恋ゴコロ
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No.94
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本文
・ ・ 昼休みの図書の貸し出しも図書委員の仕事のひとつだ。当番だったあたしは早目にお昼を済ませ、閑散とした図書室のなかでぼんやり過ごしていた。 朝見た灰色の雲は空いっぱいに広がり、空は今にも雨が降り出しそうな色をしている。 「――雨、降りそうだね」 ぼんやりとした頭に響いたその声に、あたしはびくりと体を震わせた。 「隣いい?」 にっこりと微笑んでいるけど、有無を言わせぬ強い口調だった。小さくうなずくと篠崎さんは隣の席に腰を下ろした。
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